新造船「けやき」11月14日(金)就航!

2025年4月29日(火・祝) 命名・進水式を執り行いました!
2025年4月29日(火・祝)、三菱重工業株式会社 下関造船所において、新造船「けやき」の命名・進水式を行いました。
当日は天候にも恵まれ、約1,600名ものご見学者の皆さまにご来場いただき、盛大な式典となりました。
本船は「けやき」と命名され、舞鶴市出身のソプラノ歌手・田中彩子さんによる支綱切断が執り行われました。
「けやき」は、2025年11月14日(金)に小樽港発舞鶴港行にてデビューを予定しております。

船名「けやき」の由来
「けやき」は京都府舞鶴市の市木で、強健で大地にしっかりと根を張り、力強く空に向かって成長していく様子は、関西と北海道を観光と物流で繋ぐ新造船の名にふさわしく「けやき」と命名されました。

スペック
全 長:199.0m
総トン数:約14,300トン
主 機:8,540kW×4基
航海速力:28.3kt
積載台数:トラック 約150台 / 乗用車 約30台
旅客定員:286名
船室について
船室はオーシャンビューの浴室を設けたスイートルームの他、専用テラス付きデラックス、シャワー・トイレが完備されたステート洋室、家族旅行に最適なステート和洋室、ペットと同伴できるウィズペットルームを用意しています。ツーリストクラスもプライベート空間が確保された寝台により快適な船旅を提供します。

スイート(専用テラス・バス・トイレ付) 2名 × 2室 = 4名
デラックス(専用テラス・バス・トイレ付) 2名 × 16室 = 32名
ステート和洋室(シャワー・トイレ付) 4名 × 8室 = 32名
ステート洋室(シャワー・トイレ付) 2名 × 30室 = 60名
ステートウィズペット(シャワー・トイレ付)2名 × 5室 = 10名
ツーリストS(1名個室寝台) 74名
ツーリストA(階段式2段寝台) 44名
ドライバー室(1名個室寝台) 30名
船内施設について
新造船「けやき」は京都・歴史をコンセプトに、上品で優雅そして温かみのある船内デザインを追求しました。
オーセントホテル小樽監修の寄港地食材を使用したコース料理を提供するグリルレストラン「大江山」(※百人一首小式部内侍の句より)、
タブレットオーダーシステムで定番から四季折々のフェアメニューまで取り揃えたレストラン「しゅてん」(※大江山を住処としていたと伝わる「酒吞童子」より)、
2層吹き抜けのフォワードサロン「白竜」(※宮津白竜の滝より)など、随所に京都や丹後ゆかりの名称や意匠を取り入れ、旅情を誘います。
開放的な3層吹き抜けのエントランスでは、コンサートやパフォーマンスショーなどの船内イベントも期間限定で開催予定です。
海を眺めながらゆったりとくつろげる展望大浴場には絶景が広がる露天風呂・リフレッシュに最適なサウナ、お好きな時間に利用いただけるシャワー室も完備。ショップでは寄港地の名産品やオリジナルグッズなど多彩な商品を取り揃えております。船内レストラン・ショップでは、各種クレジットカードをご利用いただけます。快適な船旅を、さらに便利にお楽しみください。



また、新造船ならではの2つの大きな特長があります。
■ 非日常体験を提供するスクリーンルーム「龍宮」
国内フェリー初導入のプロジェクションマッピングを駆使したイマーシブ(没入型)コンテンツにより、船上での新たな感動体験を提供します。船旅の中で物語に入り込むような、これまでにないフェリー体験をお楽しみいただけます。
※施設名「龍宮」:日本最古の「丹後風土記」に描かれている浦嶋子(浦島太郎)の物語の舞台となった浦嶋神社(伊根町)より、また龍宮城に行ったかのような非日常体験から。
■ 全客室でWi-Fi利用可能に(Starlinkを活用したフェリーWi-Fi導入、有料サービス)
船上Wi-Fiサービス「フェリーWi-Fi」を活用し、全客室で高速Wi-Fiがご利用いただけます。
洋上でも快適な通信が実現、バイクツーリングから家族旅行まで、船上での過ごし方がさらに広がります。
※「フェリーWi-Fi」はKDDI株式会社・株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供するサービスです。
11月14日(金)小樽発舞鶴行にて運航開始!
新造船「けやき」は2025年11月14日(金)小樽港発舞鶴港行にてデビュー!
社員一同、皆さまのご乗船をお待ちしております。
年内限定「けやき就航記念グリルメニュー」をご用意!
新造船就航を記念し「けやき」船内レストラン「グリル」にて年内限定の特別メニューをご用意いたします!
(けやきのみでのご提供となります)
ご予約方法や注意点などは上記リンク<<詳細はこちら>>よりご確認ください。

第2船「はまなす」の命名・進水式を執り行いました!
2025年10月9日(木)、三菱重工業株式会社 下関造船所において、「けやき」の姉妹船となる新造船「はまなす」の命名・進水式を行いました。
当日は秋晴れの空の下、多くのご見学者の皆さまにご来場いただき、盛大な式典となりました。
本船は「はまなす」と命名され、一般社団法人日本旅客船協会船旅アンバサダー小林希さんによる支綱切断が執り行われました。
「はまなす」は、2026年6月にデビューを予定しております。

船名「はまなす」の由来
「はまなす」は北海道を代表する花であり、道花にも指定されています。本船は1972年就航「フェリーはまなす」以来、歴代4代目となる伝統ある船名を継承いたします。

社員一同、皆様のご乗船を心よりお待ちしております。
